再会
2008-08-19


昨年、どうしても見たい作品があって
日本のはじっこ和歌山の串本というところまで旅行しました。
目的の場所は無量寺というお寺。

長沢芦雪による襖(ふすま)に大きく描かれた
虎を見に行ったのです。

その虎、虎とは言いながらその姿は巨大な「猫」
初めてその作品写真を目にしたときから
これはいつか本物が見たい…!と思っておりました。

* * * * *
人の気配もあまりない無量寺は
横に大きな蔵があり、虎はその中におりました。
その姿は予想以上にかわいらしく魅力的で
遠くまで来た甲斐があったなあ…と
大切に心に留めていたのです。が。

はるばる訪ねていった虎がなんと東京に。

[URL]

こんな処で再会するとはね…と微妙な気持ちでしたが
先日、挨拶してきました。場所は上野の東京国立博物館。

一年ぶりの猫は
あいかわらず憎たらしいほどのかわいさでありました。

作品はここで見られます。
[URL]

展覧会は日曜までだったのですが
さきほど、その展覧会の音声ガイドが
なんだかたいへんなことになっていたことを知り、
こんなことなら借りてみれば良かったーと
ちょっと残念に思っているとこです。

[URL]

「もうひとつの対決! 豪華声優陣による音声ガイド」
これはこれで聞きたかった。

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